木を見て森を見ず
物事の細かい部分にこだわりすぎると、本質を見落としてしまう。
最近読んだ本と、仕事の勉強会の中で偶然同じ言葉に出会いました。
部分ではなく、全体を見よう
本の中では、元プロ野球選手の落合博満さんが登場します。バッターボックスに立つ時、多くの選手はピッチャーのグラブの角度の変化やボールの握り方、身体の癖を見抜いているそうです。
でも、落合選手は見抜くのが苦手でした。ではどこで見抜いていたのか?
バックスクリーンを見ていたのです。
こういうボールを投げる時は、グラブの先端でバックスクリーンの5回表の所が隠れる。変化球の時は、背中であの広告が隠れる。
ピッチャーの部分的な動きではなく、もっと広い視野で見て見抜いていました。
スポーツや仕事だけでなく、日常生活でも全体で見るクセをつけると心に余裕が生まれ、今より少し生きやすくなると思います。
私が実践しているのは、ノートに自分の思考を書き出すこと。頭の中に浮かんだことをひたすら書く、自分の考えを書き出すことで俯瞰して見ることが出来ます。
