「ライフトラベラー」喜多川泰
あなたは、飛行機・宿・食事・行き先 全てが決められた安全で快適な旅を選びますか?
それとも何も決まっていない、全て自分で決めて行動する自由で不自由な旅を選びますか?
「つまり旅は、行けば楽しいことが待っているわけじゃない。そんなことを期待して行ったところで、つまんない顔して過ごして、帰ってきてつまんなかったって言うのがオチさ。そうじゃなくて、起こること楽しむと決めるんだよ」
私は25歳の時、ワーキングホリデーを利用して半年間ニュージーランドを旅しました。
最初の1ヶ月は、旅行会社が用意してくれたホストファミリー先で寝泊まりしながら決められた語学学校に通いました。
2ヶ月目から、カタコトの英語でシェア出来るアパートを探し、ドイツ人・韓国人と暮らしました。
3ヶ月目から1人旅に出ました。何も決まっていない旅。毎日、今日はどこへ行くか?何をするか?どこへ泊まるか?全て自分で決めていい旅。
カタコトの英語で必死に交通機関や宿の予約をとりながらニュージーランドを一周しました。
お金がなくなると、バックパッカーズホテルで掃除のバイトをしたり農場で手伝いをしながら無料で宿泊させてもらい旅を続けました。
ハプニングもたくさん!ファームステイ先の山で迷子になったり、宿が決まらず野宿しそうになったり、登山の知識ゼロでスニーカと軽装で7時間かかる登山に参加して心が折れそうになったり、そんな時に不思議と助けてくれる人が必ず現れました。
自由で不自由な旅で出会った人々や経験は私にとって忘れられない最高の財産になりました。
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